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暗号資産・web3セキュリティに関する情報整理資料【第2版】を公開

掲載資料を505件へ拡充し、構造化と実用性を刷新。業界全体のセキュリティ共助を一層推進

一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)セキュリティ・システム部会は、『セキュリティガイドブック』作成に向けたワーキンググループ(以下、WG)の取り組みとして、暗号資産およびweb3分野のセキュリティ情報を整理した資料の改訂版(第2版)を公開いたしました。

ワーキンググループの活動背景と改訂の趣旨

暗号資産・web3分野ではセキュリティインシデントが増加しており、知識共有や対策の標準化が重要な課題となっています。金融審議会などの公的議論においてもセキュリティは主要な論点であり、暗号資産交換業者に限らずweb3関連サービス事業者においても高度な対応が求められています。

本WGでは、関係者が標準的にアクセスできるセキュリティ情報ソースの集約および活用を目的に活動を行ってまいりました。2026年2月に公開した初版(第1版)へのフィードバックを反映するとともに、企業の情報収集負担を一層軽減すべく、掲載情報の追加と管理・分類形式の全面的な刷新を行いました。

第2版(改訂版)における主なアップデート内容

  1. 掲載件数の大幅拡充(179件 → 505件):初版に掲載していた179件の資料をすべて継承しつつ、新たに326件を追加して合計505件に拡充しました。
  2. 「情報源」と「文献」の分離・整理:初版では同一の表に混載していた資料を、「定期的に巡回する情報源」(206件)と「単発で読む文献」(299件)に分離し、それぞれの性質に合わせた項目構成に見直しました。
  3. 「発行体マスタ」の新設:掲載資料の発行体228件を独立した表で管理し、10種別に分類しました。発行体名の表記と種別を統一することで、検索性と管理精度を高めています。
  4. 目的別・種類別の分類体系の再定義:
    • 情報源リスト
      巡回目的を6区分(緊急アラート/脅威・インシデント動向/法規制・政策動向/製品・依存技術情報/業界・市場動向/技術・コミュニティ動向)に整理し、媒体形式・更新頻度・巡回優先度を付与しました。
    • 文献リスト
      文書の種類を7区分(法令・規制文書/ガイドライン・基準・標準/調査・統計レポート/インシデント分析・事後報告/技術文書・公式ドキュメント/教材・解説/論文・研究)に整理しました。
  5. 「利用ガイド」の新規添付:表の構成や項目の意味、区分の判定方法、追加候補の提出手順などをわかりやすく解説した外部向け「利用ガイド」を新たに作成・添付しました。

資料の閲覧および情報提供・ご意見の募集について

本資料は、実務担当者が職務や目的に応じて必要な情報へ速やかにアクセスできるよう設計されています。JCBAでは、さらなる質・量の向上およびセキュリティ共助の推進のため、皆様からのご意見や情報提供を募集しております。

資料に対するご意見ご要望は以下のご意見・ご要望フォームよりお寄せください。
また、リーディングリストに追加が望ましい公開資料やリンクを募集しておりますので、そちらをお寄せいただける方がいる場合は、資料追加テンプレートに情報を集約し、事務局(info@cryptocurrency-association.org)までご連絡ください。

今後に向けて

本WGでは、今後もリーディングリストの継続的な拡充、付帯情報の増強、ユーザビリティの向上に取り組んでまいります。また、持続的な基盤整備を進めるため、セキュリティ・システム部会へのご参加およびWG運営メンバーを随時募集しております。ご興味のある方は事務局までお問い合わせください。

WGメンバー

役割氏名所属
座長土田 真也株式会社Next Finance Tech 代表取締役
副座長藤本 賢慈株式会社Ginco 情報セキュリティ部門
メンバー松岡 慧JPYC株式会社 執行役員・計画情報部長
メンバー栗原 佳輝株式会社 Next Finance Tech
メンバー須田 真由PwC Japan有限責任監査法人 パートナー
メンバー皆本 祥男Vlightup株式会社 代表取締役
メンバー神田 隆株式会社マーキュリー 監査役
メンバー先崎 良美株式会社マネーパートナーズソリューションズ シニアコンサルタント
メンバー大矢 倫靖楽天ウォレット株式会社 情報セキュリティ部
※社名五十音順