日本暗号資産ビジネス協会と日本ブロックチェーン協会は、暗号資産とブロックチェーン業界の発展を目的として連携します!

 一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(会長:廣末紀之、以下JCBA)と、一般社団法人日本ブロックチェーン協会(代表理事:加納裕三、以下 JBA)は、今後の暗号資産、セキュリティ・トークン・オファリング、ステーブルコイン、ブロックチェーン等の業界の発展を目的として連携・協働を行う協定を本日締結したことを発表します。

<具体的な連携内容>

● 業界の発展を目的とした普及啓蒙のための共催イベントの実施
● ステーブルコイン・中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)をはじめ、各団体で共同研究が適切と思われるテーマについての活動の連携
● 共同研究に関する提言等

連携の背景

 JCBAは、暗号資産関連ビジネスの持続的な発展を目的とし、会員である暗号資産の取引業者や関連ビジネス事業者と共に、暗号資産の法規制・税務会計・テクノロジー・商慣行などの面から知見の共有、意見集約を行い、業界団体としての提言・要望などの活動を行っています。

 JBAは、ブロックチェーン技術の普及と健全なるビジネス環境及び利用者保護体制の整備を進めることで我が国の産業を発展させることを目的とし、直近ではCBDCなど分科会を通してブロックチェーン技術の普及拡大や社会実装に向けた取組みを推進しています。

 そこで両団体は、暗号資産・ブロックチェーン技術や関連ビジネスの健全な発展を目指すという共通の目的の下に知見を共有し、連携・協働に関する協定を締結することを決定しました。

今後の展開

 両団体は、それぞれ暗号資産やブロックチェーン技術に関わるビジネスを展開する会員企業と知見を共有し、テーマごとの分科会活動等を通じて普及啓蒙に務めております。
しかしながら、暗号資産に対する誤解も未だに多く、国内では、暗号資産、ブロックチェーン技術の社会実装がなかなか進まないといった課題を抱える状況にあります。また現状、ステーブルコインやCBDC等には注目が集まっていますが、ビジネスを行う上では更なる論点整理が必要となります。
 両団体は本協定により、より連携を深め、幅広い業界の企業、ひいては社会全体に対して情報発信及び普及啓発活動を行って参ります。


 

本件に伴う、プレスリリースは下記よりご確認ください。