【第8回】部会活動
ステーブルコインに係る会計処理の解説
2022年6月に成立した改正法(令和4年法律第61号)により資金決済法が改正されました。これにより、いわゆるステーブルコインのうち、法定通貨の価値と連動した価格で発行され券面額と同額で払戻しを約するもの及びこれに準ずる性質を有するものが新たに「電子決済手段」と定義されました。また、これを取り扱う電子決済手段等取引業者について登録制が導入される等の規定整備が行われました。このような動向を背景として、2023年5月29日に企業会計基準委員会において実務対応報告公開草案第66号「資金決済法における特定の電子決済手段の会計処理 及び開示に関する当面の取扱い(案)」等の公表が行われました。本日は当実務対応報告案の内容について、EY新日本有限責任監査法人の河村様より解説頂いた。
登壇者:河村 吉修
EY新日本有限責任監査法人
金融事業部/アシュアランスイノベーション本部 シニアマネージャー(公認会計士)
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