第103回勉強会
講演『マイナンバーカードの「安全・便利なオンライン取引」構想を進めるために』(第103回勉強会)
吉眞 裕介氏/デジタル庁 参事官補佐
デジタル庁では、国民へのマイナンバーカードの普及・利用促進を目指し、民間事業者様におけるマイナンバーカードの利活用シーンの創出・拡大を推進しています。また、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(2024年6月21日閣議決定)においては、犯罪による収益の移転防止に関する法律、携帯電話不正利用防止法に基づく本人確認手法は、非対面はマイナンバーカードの公的個人認証に原則として一本化し、対面でもマイナンバーカード等のICチップ情報の読み取りを義務付ける方針が示されました。 マイナンバーカードは、現在、全国民の約74.5%が保有し、最も浸透し、安全かつ確実な本人確認手段であり、その機能を活かすことで、オンライン取引の安全性と利便性を向上させることが可能ではないかと考えております。本説明会では、マイナンバーカードの基本機能と、民間事業者様における実際の活用事例を交えながら不正利用の防止や業務効率化にどのように貢献できるかを中心にお話します。 本説明会を通じて、マイナンバーカードを活用した安全で便利なオンライン取引の実現に向けた具体的な取り組みと、未来像について共に考える機会となれば幸いです。
