カストディ部会
設立背景
2019年5月31日に公布された資金決済に関する法律(以下、「資金決済法」という)の改正において、「暗号資産交換業」として「暗号資産の管理」が新たに追加された。「暗号資産の管理」とは、改正資金決済法第2条第7項第4号において、「他人のために暗号資産の管理をすること(当該管理を業として行うことにつき他の法律に特別の規定のある場合を除く。)」とされ、いわゆるカストディ業務が念頭に置かれていると考えられる。
しかしながら、多種多様な暗号資産、およびそれら暗号資産を用いた様々なビジネスモデルが存在しており、JCBAは、一律にカストディ業務を営む事業者(以下、「カストディ業者」という)に対して厳格な暗号資産交換業の規制を適用するのではなく、カストディ業者の実態を踏まえながら、利用者保護と健全な市場の発展の適切なバランスを図ることが適切と考えた。伴って、本カストディ部会の設立、意見の取りまとめへ至った。
目的
「暗号資産の管理」に係る規制に関して、カストディ業者その他の関係者による意見交換を進め、実態を踏まえた利用者保護と健全な市場の発展のバランスのとれた制度の整備に資すること。
活動内容
「暗号資産の管理」に係る意見書を発表、金融庁へ提言。
カストディ部会によるお知らせ
2020.04.24 | 金融庁のパブリックコメントの結果について |
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2019.10.11 | 「暗号資産の管理」に係る意見書を発表 |
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