第12回NFT部会(事例共有会)を開催しました

第12回NFT部会を開催いたしました。

NFT部会は、これまでNFTビジネスのためのガイドラインを公表し、事業者の参入を促進、かつ会員企業によるNFT関連サービスの適正かつ円滑な運営を実現、ひいてはユーザーにとって安心・安全な利用環境を提供し、健全な市場育成や充実した商品やサービスの選択肢拡充のベースになることを目指してきました。
昨年は、弊部会においても意見提出等実施した事務ガイドラインが改正され、暗号資産とNFTの区分が明確化され、より事業参入が促進することとなりました。
本年は、会員の関心が高いRWAについて、「RWAトークンを発行する上での主要な規制にかかる考え方」を公表しました。
今後は、ビジネス事例の拡大に伴い、先行事例共有を実施、会員の皆様及び一般に向けての事業促進、普及啓発を図るべく活動できればと思っております。

今回の事例共有会は、初回のテーマとして、【宿泊権利型RWA】について、4つの事例にご登壇いただきました。当日の概要と資料を共有いたします。

■ 議題「NFT部会事例共有会」

① NOT A HOTEL

Web3時代の宿泊権利:NOT A HOTELにおける販売運用実績

【概要】
Web3時代における宿泊権利について、NOT A HOTELの販売と運用の実績に焦点を当ててお話しします。NOT A HOTELが提供する宿泊権利型RWAプロジェクトの具体的な販売実績と現在の運用状況を詳しく解説します。また、宿泊権利のデジタル化とWeb3技術の活用方法についても説明し、これからの新たな展開と戦略についてもご紹介します。

■ご参考

②LIFULL Financial

再生不動産NFTサービス「LIFULL STAY」

【概要】
LIFULLが取り組むは地方創生の一環として、空き家リノベーションや長期未利用地活用など、地域活性へと繋げる不動産再生事業を行っております。今回はこの取り組みを加速させるために、貸別荘の宿泊権をNFT化して販売するLIFULL STAYの取り組み事例をご紹介させていただきます。

■ご参考

③Fosun Real World Asset

コンテンツのFosunグループとテクノロジーのHashPortが目指す世界中のRWAのトークン化

【概要】
2024年3月にFosunグループとHashPort とのジョイントベンチャーである「株式会社Fosun Real World Asset」を設立しました。香港市場に上場するFosunグループは世界中に拠点を持ち、ホテルオペレーターのClub medやイングランドプレミアリーグのウルブス、ファッションブランドのLANVIN等のIPコンテンツを多数保有しております。同社は、FosunグループのIPコンテンツ及び運用ノウハウとHashPortのテクノロジーの力を結集し、世界中の多様なRWAをトークン化することでサービス、キャッシュフローの流動化を目指しています。当初は国内ネットワークを活用することで、ラグジュアリーホテルの宿泊権のトークン化に注力し、2024年の秋ごろをめどに第一弾商品の販売を予定しています。本プレゼンテーションでは、JV設立の背景、商品の概要をご説明します。

■ご参考

④Pictors & Company

ブロックチェーンを活用したリゾート会員権プラットフォーム『Neut』について

【概要】
Neut(ニュート)は、ブロックチェーンを活用し、これまでアナログだったリゾート会員権をオンラインで売買できるマーケットプレイスと、ホテル事業者が既存の運営と併用して会員権ビジネスモデルを導入することができる仕組みを提供しています。Neut がどのようにブロックチェーンを活用しているかについてご紹介します。

■ご参考

 

部会の情報につきましては、下記よりご確認ください。